SPECIALISTの声

宅見拳が語る『ADVENTURE DOGS CLUBの活動』#1 犬とSUP

2022年06月16日

前回インタビューさせていただいた『ADVENTURE DOGS CLUB』としてのアクティビティ紹介やその活動についてこれからご紹介をしていきます!その第一弾は、「犬とSUP」!


宅見拳氏
-PLAYGROUND代表
-鍼灸/柔道整復師・野外災害救助員
-イージードッグ公認ドッグトレイルランニングアドバイザー
パートナー:ペコ&リリー(アメリカン・ピット・ブルテリア)
Web Site:https://playground-lifestyle.jimdofree.com/
Instagram:@adventure_dogs_club
LINE:@287lnqbj【ADVENTURE DOGS CLUB】

 

SUPの魅力とは?

愛犬と一緒に遊べるアクティビティとして近年人気が高いのが【SUP】。
SUPは「スタンドアップパドルボート」の略称で、サーフボードの上に乗り、パドルを使いながら海や湖など水面を進むウォーターアクティビティ。
夏になると涼を求め水辺へ愛犬と一緒に遊びに出かける方も多いのではないでしょうか?
これからは愛犬との新たな楽しみ方としての【SUP】はいかがでしょうか?

SUPの魅力は、水面の上をプカプカと浮きながらチルすることも、波のある海をガシガシとアタックすることも、フィッシングやボードの上でヨガをすることだって出来る遊びの幅広さかと思います。また、空気を入れて膨らますインフレータブルタイプのSUPは大きなスーツケース程までコンパクトになるので持ち運びも便利。車に犬を乗せ、トランクにキャンプ道具を突っ込んでもなんとか車に詰め込める大きさというのも魅力。
僕は湖で遊ぶことが多いけど、海や川など様々な場所で遊べるのも◎



愛犬と一緒にSUPを始めるには?

SUPに限らず、愛犬と一緒に自然に触れた遊びを始める前には、まず人だけで基本の『キ』を体験してほしいと思います。自然の中は常にリスクと隣り合わせです。
水面に出れば自分自身はもちろん、愛犬の身を守ることが出来るのは私たちだけ。
SUPの操作や落ちてしまったときの対応など、まず自分が出来なければ犬を乗せた状態でも落ち着いた対応が出来るでしょうか?
また、犬も一緒にSUPに乗れば人間だけで乗っているときと状況や対応も変わります。
私たち飼い主が彼ら犬たちを連れ出しているということを忘れてはいけません。

初めてSUPに乗る犬に対しては、あらかじめ水に慣れさせておくことも大切です。
犬がSUPから落ちてしまった場合、水に慣れていない犬はパニックになってしまいます。不安の軽減、泳ぎのサポートといった面で犬用のライフジャケットはかなり役に立ちます。

我が家も初めはパシャパシャと足が濡れる程度の水たまりに始まり、ライフジャケットを着用しプールに入るようになり、そして海や湖・川へ連れて行くようになりました。
始めるまでのステップは多かったけど、そのステップを一緒に踏んでいくのも楽しい時間でした。



スクールを活用してほしいワケ

フィールドによって、そのフィールドの特性や遊ぶときのルールがあります。
例えば、今回お世話になった中禅寺湖では標高が高いこともあり、気候の変化、水温、風がほかの湖とは異なるようです。その他にも危険な場所や遊覧船の航路、周辺が国立公園という状況もあります。地元やそのフィールドを知っている人とのコミュニケーションを取り、安心して楽しく遊べるようにするためにもそういったスクールなどを活用していただきたいと思っています。

今回は“日本一空に近い湖”と言われている日光 中禅寺湖でSUP体験を行っている《sup! sup!》インストラクターの福田 大介さんに『愛犬と一緒にSUPを楽しむためには?』について色々をお伺いしてきました。



SUP装備品

SUPをやるのになくてはならないのがボードとパドル。
私たちを守ってくれるリーシュコードとライフジャケットは必ず用意しましょう。
服装は乾きやすい服装が良いでしょう。
季節や場所によってウェットスーツ・シューズ・ウィンドブレーカーなどで体温調節をしたり、日焼け止めや防水ケース・落下防止用のバンドなども必要に応じて使います。



犬用にはリードとライフジャケットは必携。我が家ではSUPと犬を繋ぐためにカラビナを使っています。スクールを利用される際にはレンタルできるかどうかの確認は必ず行いましょう。


いざ、実践!!

まずは僕(人間)だけでスクールを受けます。
道具の名称や持ち方、ボードへの乗り込み方などのレクチャーを受け湖へGo!!
最初は膝立ちから始まり、少しずつSUPに慣れていきます。膝立ちに慣れてくると次は両足立ちです。最初は生まれたての子鹿のようにプルプルして、自分のボードの周りだけキレイな円形の波が小刻みに作られていきます…。
落ちてしまったときのSUPへの戻り方も教えてもらいます。



一連のレクチャーを受けたら、犬も一緒に乗せて再度湖へ。
基本スタイルは犬が前、人が後ろになるそうです。国立公園では犬を係留することが義務付けられているので、犬とSUPをカラビナ・リードで繋ぎます。犬だけがSUPから落ちてしまった、犬と一緒に落ちてしまったときのSUPへの戻り方もしっかりレクチャーしていただき、スクールは終了。
体験後はペコと一緒に中禅寺湖でのんびりとした時間を過ごしました。



今回お世話になりました《sup! sup!》ではSUP未経験者でも小型犬までであれば一緒にSUP体験を行うことが可能です。小型犬用のライフジャケットのレンタルもありますので“日本一空に近い湖”でのSUPを堪能してみてください。



湖の上で過ごすペコとの時間はなんだかゆっくりに感じて楽しかった〜。


編集後記—

今回は宅見さんが新たに発足された『ADVENTURE DOGS CLUB』にまつわる活動、#1「犬とSUP」についてご紹介させていただきました!
愛犬とフィールド遊びをする際には、まずは人(飼い主自身)がそのフィールドやフィールド遊びについて理解する事、とても重要ですね。
梅雨が明けたら、今年こそはSUPなどのアウトドアアクティビティを体験したいですね!

イージードッグでは、ドッグトレイルランニングアドバイザー宅見さんの『ADVENTURE DOGS CLUB』活動をサポートしていきます。

これまでの宅見さんドッグコミュニティ記事も、ぜひご覧ください!
 ▶宅見拳が語る『ドッグトレイルランニング』の魅力ver.1
 ▶宅見拳が語る『ドッグトレイルランニング』の魅力 ver.2
 ▶宅見拳が語る『ドッグトレイルランニング』の魅力 ver.3 ~トレッキング編~
 ▶宅見拳が語る『ADVENTURE DOGS CLUB』の発足とその想い

寄稿:PLAYGROUND代表・宅見拳氏

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