SPECIALISTの声

宅見拳が語る『ドッグトレイルランニング』の魅力 ver.3 ~トレッキング編~

2019年09月26日

こんにちは。
イージードッグ公認ドッグトレイルランニングアドバイザーの宅見です。
前回までに犬と一緒にトレイルランニングをスタートするには?というお話をさせていただきました。

今回は、犬と一緒にトレッキングを楽しめる山をご紹介します。
ドッグトレイルランニング挑戦前の段階として、犬連れトレッキングで経験を積んでいきましょう☝

山登り、犬連れ登山やトレッキングにはルールやマナーがあります。
過去のコラム(前回前々回)を読み返してもらいながら、その辺りも確認してくださいね。

 

宅見拳氏
-PLAYGROUND代表
-鍼灸/柔道整復師・野外災害救助員
-イージードッグ公認ドッグトレイルランニングアドバイザー
パートナー:ペコ&リリー(アメリカン・ピット・ブルテリア)
Web Site:https://playground-lifestyle.jimdofree.com/
Instagram:@peco_and_lily

 

日本三百名山のひとつ「大山」で犬とトレッキング


今回は、神奈川県にある日本三百名山のひとつ【大山】にある、阿夫利神社下社までのトレッキングルートをご紹介します。

“丹沢大山(たんざわおおやま)国定公園に位置する大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市を表玄関に、標高1252mのピラミッド型の美しい山容を誇ります。”

*出典:大山の魅力ー大山ケーブルカー(https://www.ooyama-cable.co.jp/charm/

犬との大山トレッキングは、年間を通して楽しんでいただけますが、紅葉の時期は特に綺麗でオススメです。

注意:紅葉の時期は一般の方も多く混雑が予想されますので、犬とのトレッキングマナーに関しては特に注意を払ってトレッキングと紅葉を楽しみましょう。

 

犬との大山トレッキングおすすめルート


登山口は何ヶ所かありますが、「大山ケーブルバス停」から登るルートがおすすめです。

こま参道からスタートし、途中ケーブルカーに乗ることもできます。

大山ケーブルバス停近くには駐車場が多数あり、犬連れレジャーでは必須の駐車場問題は心配ありません。

 

 

*出典:大山散策マップ-大山ケーブルカー(https://www.ooyama-cable.co.jp/map/ 

こま参道はみやげ処・食事処が並ぶ通りです。

注意:食べ物やお土産が犬の届く高さに並んでいます。また、他の観光客の方もいますのでリードは短く持ち、自分のすぐ横へ付けるようにして歩きましょう。

こま参道を抜けると「大山ケーブル駅」です。

ケーブルカーは、犬も乗車可能なので、小型犬との登山や体力に不安のある方は、ケーブルカーを上手く利用しながら登山・下山することができます。

※ケーブルカーのペットなどの動物の持ち込みについて
子犬・猫・小鳥などの小動物は、容器に完全に収納したもの(体の一部が露出したもの、抱きかかえる等は不可)であれば、有料手回り品として車内に持ち込めます。車内・駅構内では、容器に収納した状態での携行をお願いします。そのほか、長い物や重量のある物は車内に持ち込みできないことがあります。
詳しくは駅窓口でお問い合わせください。

*出典:手回り品料金-大山ケーブルカー(https://www.ooyama-cable.co.jp/timetable/ 

ケーブルカーを利用せず歩いて登る方は、男坂と女坂のどちらかで「阿夫利神社下社」を目指します。

男坂は阿夫利神社下社までの距離は短いですが、傾斜もあり未舗装路多めなので慣れている方向きのルートです。

女坂は阿夫利神社下社までの距離は長いですが、傾斜は緩やかで舗装された石段が多く登りやすいので初心者の方におすすめのルートです。その女坂には、女坂七不思議や大山寺などがあり、楽しみも多いので僕のオススメは女坂です。

女坂ルートの大山寺を少し頑張って登ると阿夫利神社下社が見えてきます。

そこには、茶屋がいくつもあり『店前であればワンちゃんもどうぞ』と言ってくれる茶屋もあります。
山頂は目指さず下社までの登山であれば、飲み物・食べ物は登る分だけ用意すれば、こちらの茶屋で休憩できるので初心者の方でも安心して登ることができます。

注意:下社の社殿には、大山の湧き水が汲める場所がありますが、ここは犬の立ち入りを禁止しています。

下社からさらに、阿夫利神社本社のある山頂を目指したい方へ。
ここから先は、傾斜や段差が高くなりますので十分に気をつけて登りましょう。

▲下社から山頂を目指す登山道にある立て看板

山は逃げません。

しっかりと地道に体力をつけて、犬と自分に合いそうな山を選んで一緒に楽しく登りましょう。

 

編集後記

今回は、愛犬と一緒に山を走る「ドッグトレイルランニング」にチャレンジする前段階で重要な経験としての、「愛犬とのトレッキング」について、おすすめの山・ルート・楽しみ方を教えていただきました。
今後も、愛犬とのトレッキング・トレイルランニングにおすすめの山、そこでの注意事項などをコラム連載いただく予定ですので、お楽しみに!

寄稿:PLAYGROUND代表・宅見拳氏

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