SPECIALISTの声
イージードッグ公認ドッグトレイルランニングアドバイザーの宅見拳氏。
先代ペコとの出会いから、今のパートナー・リリーとの日々まで。
ディスクドッグやトレイルラン、車中泊にキャンプ――
家族も犬も一緒に、アクティブに、そして無理せず心地よく。
そんな暮らしのそばには、いつも「EZYDOG」がありました。
今回は、ピットブルという犬種との出会いや向き合い方、そしてEZYDOGとともに歩んできたリアルな日々を、ひとつのストーリーとして綴っていただきました。
宅見拳氏
-ADVENTURE DOGS CLUB 代表
-イージードッグ公認ドッグトレイルランニングアドバイザー
Instagram:@adventure_dogs_club
A・ピットブルのペコを迎え、一緒に山を走るようになったことをキッカケに、ディスクドッグや SUPなどのアクティビティにもチャレンジするようになる。現在は同じくA・ピットブルのリリーとともに「愛犬と一緒に冒険に出かけよう!」をコンセプトにした犬と人が一緒に楽しめるアクティビティが体験できるイベントの開催や環境づくりに励んでいる。
先代のペコを我が家に迎えたのは、2016年3月。
夏の終わり、都内の先輩の店に遊びにいくと、ペコの兄貴が看板犬をしていた。
その姿を見たときに僕は『アメリカン・ピット・ブル・テリア』という犬種に一目惚れをした。
当時の僕は『ピットブル』と聞いてもどんな犬種かよくわからなかった。
どんな犬種か色んな記事を読んで、色んな人の話を聞いても僕の気持ちは変わることはなく、むしろ迎えたいという気持ちは日に日に強くなっていった。
半年を過ぎても僕の気持ちは消えることはなく、もう一度その先輩に相談をすると、ちょうど生まれて間もないパピーがいるから会ってみる?とその日のうちに深夜のコンビニで先輩のそのまた先輩と待ち合わせをした。
大きなバンから出てきた小さい3頭の子犬。
中でもその先輩が1番思い入れのある子を譲ってもらった。
名前は『ペコ』にすると決めていた。
ペコを迎えた翌日、たまたまディスクドッグのイベントの手伝いがあった。
そのときに出店していたお店の人に薦められて初めて買ったカラーとハーネス・リードが、 『EZYDOG』だった。
カラーバリエーションの多さ、内側にウェットスーツ素材を使用しているので肌に優しく、軽くて丈夫。
カラーやハーネス・リードの他にもアウトドア向けのラインナップが揃っていて僕はすぐに『EZYDOG』が好きになった。
それから9年。
ペコが泳げるようになったとき、ペコと一緒に山を走り始めたとき、ペコといろんな遊びを始めるなかで、つねに僕たちのそばにあった『EZYDOG』。
先代のペコからリリーへとパートナーが変わった今も、それは変わらない。
まさに僕たちのライフスタイルには、”Life with EZYDOG = 人生をEZYDOGとともに” がぴったりだ。
キリのいい10年じゃないところが、いかにも僕たちらしいけれど――
せっかくこんな機会をいただいたので、EZYDOGと暮らす僕たちのライフスタイルを、僕たちらしく発信していきたいと思います。
当時、ピットブルで調べると出てくる情報は「怖い・噛んだら離さない・世界最強…』などなど。 迎える時にはかなりの準備と覚悟はした。
準備というのは知識ということ。
犬を迎える前からトレーニングについて学ぶのは難しかったけど、犬のサインだったり散歩の時に注意することだったり…
ありがたいことに当時僕にペコを譲ってくれた先輩や、ペコの兄弟犬を迎えていた方たちが情報を共有してくれたり、よく遊んでくれたり相談に乗ってくれたのでとても助かった。
ペコとリリーの性格なのか、子どもたちが彼らを枕にしようとおままごとのお客さん役にしようと彼らはそれをこなしてくれるいい奴。
人懐こいし犬が大好きなペコと僕にしか興味のないリリー。
というのが実際に迎えた僕から見るピットブルのイメージ。
僕がドッグイベントやディスクドッグ、トレイルランニングの大会に出るときは、家族みんなで車中泊やキャンプをしながら、その地域を観光して遊んで回ることが多い。
僕の遊び道具、子どもたちの遊び道具やお泊まりセット、イベントがあれば商品の在庫や什器も積む。
キャンプのときにはキャンプギアを、まるでテトリスのように車内にはめ込んでいく。
もちろん、リリーの遊び道具も忘れずに。
我が家の車移動は、毎回アリの引っ越し状態である。
そんな我が家の車の中に、リリーが入れる大型のクレートを置くスペースはない。
後部座席にはチャイルドシートとジュニアシートが並び、その間には妻が座らないと子どもたちは納得しない。
そうなるとリリーの座る席は運転席の僕の隣。
いつからは助手席はリリーの”特等席”になっていた。
リリーの顔を見ながら運転できるのは、彼女の表情が見えるから僕も安心できる。
助手席に座るリリーにさらに安心で、一緒の旅を楽しめるように、我が家が使っているのが『ドライブハーネス』だ。
体にフィットさせるためのサイズ調節は、ハーネス部分に目盛りが付いているので簡単に合わせられる(詳しい取り付け方法はEZYDOGの公式HPにある動画をチェックしてほしい)。
ベルトをくるくる丸めて収納したりと、多少の細かい作業はあるけれど、安全を確保できるのなら、まったく苦にならない。
ドライブハーネスにはダブルDリングが付いているので、サービスエリアやコンビニなどでのちょっとした休憩時にも、わざわざハーネスを付け替えることなく、そのままリードを装着して一緒に外に出られる。めんどくさがりの僕が長年使い続けているのも納得の仕様だ。
トレイルランニングやSUPといった遊びは身体が濡れたり汚れてしまう。
一緒に温泉に入れたら良いんだけど、そういうわけにもいかないし、どこにでも自由に使える水場があるとも限らない。
我が家ではボディタオルで身体を拭いたり、カーシートにシートカバーを着けたり、ブランケットを敷いて車のシートが汚れないような工夫はしている。
夏はSUP、夏以外はトレイルランニングやディスクドッグの大会にキャンプやイベント。 これまでもじっとしていられない僕に付き合わされていた家族だけど、子どもたちが少し大きくなって(まだまだ手はかかるけど…笑)、リリーもシニア期に突入。
これまで以上にリリーと一緒に過ごす時間を大切にしようと思い始めた。
2024年~2025年の年末年始は車中泊で東北を旅した。
宮城県のゲレンデに行ったとき、車のドアを開けると誰の踏み跡もない真っ白い雪のカーペットが目に入った。
もはや雪深くてカーペットというより羽毛布団のようだった。
車から降りたリリーは雪の中にダイブして全身雪まみれになって遊んでいた。
これからも僕は”EZYDOGとともに”そんなリリーの姿を見ていきたい。
寄稿:ADVENTURE DOGS CLUB代表・宅見拳氏
—編集後記—
家族の形やライフスタイルは、それぞれに違うもの。
でも、“愛犬と一緒に楽しみたい”という気持ちは、きっとみんな同じです。
たとえ10年という節目ではなくても、その一歩一歩の積み重ねこそが、かけがえのない毎日。
EZYDOGはこれからも、あなたとパートナーの冒険のそばに。
オススメの記事をチェック!