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愛犬のお悩みあるある相談会~ドッグトレーナーに聞いてみた~

2025年08月25日
皆さんは愛犬に対してお悩みはありますか?
愛犬と一緒に過ごしていると多くの喜びや楽しさを感じられる一方で、大なり小なり、悩みや不安・疑問を感じる事も・・・

そこでイージードッグは皆さまに代わりドッグトレーナーの方々に「これってうちの子だけ?」「こんな時はどうしたら良いの?」といったお悩みを聞いてきました!!!

犬が吠えるのにはワケがある?ドッグトレーナーに聞いた吠えのギモン

今回は、インスタグラムで募集したお悩みで一番多かった【吠え】に対するお悩みについてご紹介します。
皆さまと愛犬との毎日がより快適に楽しくなるヒントがあるかもしれません!
ぜひチェックしてみてくださいね♪



山田 大氏

~自己紹介~
広島で犬のしつけ・トレーニングをしています。
元盲導犬訓練士として、多くの犬と関わってきました。
犬にとって分かりやすく、飼い主さんにも伝わりやすい方法を大切にしています。楽しく学べるようサポートします!

インスタグラム:@dog_education2024
ホームページ:犬の学校 カインズ広島LECT店

 


 

Q.インターホンに吠えてしまう。どうしたら良い?

A.ご自宅でハウストレーニングを行うことをおすすめします。
ハウストレーニングの目的は、犬がハウスを安心できる落ち着いた空間と認識し、そこでリラックスできるようにすることです。
インターホンに吠えてしまう犬は、ちょっとした刺激に反応しやすい傾向があります。
インターホンが鳴る → 確認しに行くという行動が習慣化すると、興奮して吠えやすくなります。そのため、インターホンが鳴る → ハウスにいるため確認しに行けないという状況を作ることで、落ち着いて過ごせるようになります。

最初はインターホンの音に慣れさせるため、小さい音で鳴らしながらおやつを与えるなど、ポジティブな経験と結びつけることも効果的です。焦らず、少しずつ練習を続けていきましょう!!



Q.「NO!!」と止めてもチャイムに過剰反応してしまうんです・・・

A.現在「NOと止めてもチャイムに過剰反応している」という事なので、「NO」という言葉や飼い主様の行動が、犬の反応を強くしている可能性が非常に高いと感じます。
犬がチャイムに反応しているのは、過去の経験から「怖い」などと思った可能性があります。
チャイムに反応させないようにするには、チャイムの音が鳴っても吠えなかった時に褒めること・ご褒美をあげる事が大切です。
NOで止めるのではなく、落ち着いて吠えずにいられる事をGOODで褒められる様にしましょう。人が望む行動を落ち着いて教えていきましょう。



Q.苦手犬種がいてお散歩ですれ違うだけで吠える。改善する方法はある?

A.特定の犬種に対してすれ違うだけで吠える場合、苦手の度合いや理由によって改善方法が異なります。
生まれつき慎重な性格で、さらに怖い経験が重なった場合は、改善に時間がかかることもあります。
その場合、無理に接近させず、安心できる距離を確保しながら少しずつ慣らしていくことが大切です。例えば、遠くからその犬種を見せて、吠えなければおやつをあげるなど、ポジティブな印象を作ると効果的です。

一方で、強い苦手意識がない場合は、散歩中に飼い主へ意識を向ける練習をすることで、犬を気にせず歩けるようになることもあります。
おやつや指示語を使いながら、すれ違う際に飼い主に集中させる練習を取り入れてみましょう。
いずれの場合も、安心できる環境を整え、小さな成功を積み重ねることが改善の鍵になります。焦らず、犬のペースに合わせて取り組んでみてください。



Q.5歳のミニピンです。吠え癖はどうすれば治る?

A.5歳という年齢を考えると、これまでの経験が定着しており、吠え癖の改善には時間がかかることを前提に進める必要があります。
そのため、まずは吠えるタイミングを観察し、必ずある「キッカケ(刺激)」を特定することが重要です。

例えば、「知らない人が自宅の外を通ると吠える」場合、その状況でも吠えずにいられる練習をします。
興味のあるおやつを見せる、リードを付けてコントロールする、おもちゃで注意をそらすなどの方法を試し、吠えなかったらしっかり褒めます。
また、クレートトレーニングなどで落ち着ける時間を作るのも効果的です。焦らず、少しずつ成功体験を積み重ねることが大切です。



Q.13歳最近要求吠えするようになった。なんで?

A.今までなかった「要求吠え」をするようになった場合、愛犬にとって何かが変わったと考えます。
飼い主様の生活リズムや生活環境が変わった、犬の生活リズムが変わった。そのようなところに原因があるかも知れません。
もしくは、13歳という年齢ですので、人間で例えると80歳くらいの年齢です。痴呆のような症状が出て、要求吠えをしたり・不安で吠えるようになった犬もいます。
先ずは愛犬の様子をじっくり観察してみましょう!



Q.子供の泣き声に反応して吠える。良い方法はある?

A.子供の泣き声に反応して吠えるのは、犬が警戒・興奮・不安を感じている可能性があります。
飼い主様の反応も影響し、泣き止ませたい・吠えさせたくないと焦ることで、犬にも緊張が伝わりやすくなります。

まず、犬が安心できる環境(クレートや落ち着けるスペース)を整え、子供が泣いても静かにいられる状況を作ることが大切です。 また、泣き声が聞こえたらおやつをあげるなどして、「泣き声=いいことがある」と関連づけると、吠えずに落ち着く練習になります。
飼い主様が冷静に対応することで、犬も安心しやすくなります。焦らず、小さな成功を積み重ねることで、徐々に改善を目指しましょう。


今回の「愛犬のお悩みあるある相談会~ドッグトレーナーに聞いてみた~」はここまで!!
いかがだったでしょうか?
私たちもドッグトレーナー山田氏の回答に「なるほど~」「今度試してみよう!」と思ったことが多くありました。
「愛犬のお悩みあるある相談会~ドッグトレーナーに聞いてみた~」が皆さまの愛犬のお悩み解決のヒントになれば嬉しいです!!

イージードッグのインスタグラムでは、不定期で皆さまのお悩みを募集しております。
もし悩んでいることや疑問に思っていることがある方は、イージードッグのアカウントをフォローしてお待ちくださいね!

インスタグラムイージードッグ公式アカウント:@ezydogjapan

それではまた次回お話しましょう~☺

 

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